学習指導要領 / 教育の情報化

Sky株式会社からのご案内 AIを搭載した校務スマート化支援アプリSKYMENU Mobileで先生の働き方改革を支援

近年、民間企業では当たり前になってきた業務用スマートフォン。教育現場でも教職員用の学校用スマートフォンの整備が始まってきています。校務スマート化支援アプリ『SKYMENU Mobile』は、校務の情報を安全に、確実に、そして効率的に扱えるように設計された、教育現場専用の業務支援アプリです。写真の安全な管理、タスク共有、緊急連絡 ― Sky株式会社は、「子どもの安全」「先生の安心」の両立を、スマートフォンアプリから支援します。

民間企業では「業務用スマートフォン」の活用が当たり前に

多くの民間企業では、社員間の連絡や情報共有のために会社から「業務用スマートフォン」が支給されています。理由としてスマートフォンのもつ、情報共有の正確さや効率性の高さを生かしつつ、個人情報や企業秘密の流出など、私物スマートフォンの業務利用によるリスクを避けるためです。例えば、個人のSNSアカウントに業務に関する情報を誤ってアップロードしてしまうといった事例も少なくありません。

一方、教育現場でも私物スマートフォンの不適切な利用があったと報道され、大きな話題になっています。これを受けて、2025年7月には文部科学省から「児童生徒性暴力等の防止等に関する教師の服務規律の確保の徹底について」という通知が発出されました。通知では、「教師個人のスマートフォン等の私的な端末で児童生徒等を撮影することのないようにすること」「学校所有等の端末で撮影する場合であっても児童生徒等の画像を管理職の許可なく学校外に持ち出すことのないようにすること」と記載されています。

こうしたなか、便利なスマートフォンを学校で安心して校務に利用できるように、「学校用スマートフォン」の導入や検討を始める自治体や学校が増えてきています。

教育現場におけるスマートフォンの活用に特化した
業務支援アプリ『SKYMENU Mobile』

Sky株式会社では、教職員の方々が安心してスマートフォンを業務に利用できる環境をサポートするため、『SKYMENU Mobile』をリリースしました。『SKYMENU Mobile』は、教職員一人ひとりに整備された学校用スマートフォンにインストールして利用するアプリケーションです。「安全なカメラ活用」「効率的なタスク共有」「通信コストのかからない電話連絡」を可能にする3つの主要機能を搭載。一般的なスマートフォンアプリにはない、教育現場向けアプリならではの仕様を備えた「校務スマート化支援アプリ」です。

機能 1

安全なカメラ活用を支援するセーフカメラAI搭載

撮影した写真や動画はクラウド上にアップロード。データが端末に残らない

子どもたちの学習活動の記録や、Webサイト、学級便りなどの作成のために、子どもたちの様子を撮影する機会は多くあります。しかし、文部科学省からは私物スマートフォンでの撮影を避けるよう通知が出されており、多くの学校で使用が禁止されています。

代替手段として教員用タブレット端末での撮影が行われることもありますが、「端末が重く、手軽に撮影できない」といった声も聞かれます。また、デジタルカメラが整備されている場合でも、SDカードの紛失や持ち出しによるデータ流出のリスクがあり、さらにPCへの取り込みにも手間がかかります。

一方で、学校用スマートフォンのカメラを使用した場合も、撮影データは端末内に保存されるため、紛失時の情報漏えいリスクは避けられません。こうした点は見落とされがちですが、重要な課題です。

そこで、『SKYMENU Mobile』の[セーフカメラ]では、撮影した写真や動画をアプリ上から自治体指定のクラウドに直接アップロードする仕組みを採用しています図1。オフライン時に撮影したデータは、暗号化された状態で一時的に端末に保存され、インターネット接続時に自動でクラウドにアップロードされます。そのため、端末にデータが残らず、安全に管理できます。

このように、セキュアな環境で、手間なく教員同士でデータを共有できる点も大きな利点です。

図1指定されたクラウド上のサーバに保存され、学校内で安全に共有できる

スクリーンショットを制御し、写真や動画の無断複製や悪用を防ぐ

クラウド上にアップロードされたデータは、専用のビューアで閲覧できます。データ名には撮影した端末のアカウント名が記載されるため、どの教員が撮影したデータなのかが判別しやすく、自身が撮影したデータの絞り込みや検索も容易です。

また、ビューア上でのスクリーンショットを技術的に制御し、写真や動画の無断複製や悪用を防ぐ仕組みをご用意しました。さらに、Webサイトや学級便りへの掲載を見越して、撮影した画像を最初から低画質で保存する設定ができるなど、教育現場を考慮した機能設計になっています。

今後、[セーフカメラ]では、AI技術を活用してデータの適切な利用や業務の効率化を支援する、次のような機能の搭載を検討しています図2

図2

AI検知

撮影されたデータからAIが不適切な画像や動画を判定し、検知。撮影者と管理者の両方のスマートフォンにアラートが通知されるので、不適切な撮影の抑止につながります。

AI検索

写真選びの手間を軽減する[AI検索]機能の搭載も検討しています。例えば「運動会のリレーで走る子どもの写真」などの条件を指定するだけで、、特定のシーンに関する写真を効率的に検索できます。

機能 2

教職員間の連携を強化し、対応・伝達の漏れを防ぐToDoプラス

多様な教員のタスクと負荷状況を可視化し共有

文部科学省が公開した報告書によると、2023年度にうつ病などの精神疾患で休職した教員が7,000人を超え、過去最多となりました。こうした状況を少しでも改善していくためには、児童生徒のサポートや授業準備、保護者対応など多岐にわたる教員のタスクとその負荷状況を可視化していくことが不可欠だと考えます。[ToDoプラス]では、自身のタスクをスマートフォンから簡単にToDoとして登録できます。

ToDoにはタイトルのほかに「重要度」「期限」「写真」などが設定でき、タスクの整理や可視化に効果的です図3

図3ToDoアプリの画面。「重要」「至急」などをアイコンで分かりやすく表示

また、ほかの教職員に対してToDoを登録し、タスクを依頼することもできます。依頼された教員がToDoに対して「完了」のボタンを押すと、依頼者にプッシュ通知が届くため、タスクの進捗が確認できて安心です。

※令和6年度「公立学校教員のメンタルヘルス対策に関する調査研究事業」成果報告書(文部科学省)

ToDoのメモで関係者同士のチャット
連絡事項の管理が容易に

各ToDoにメモを追加すれば、関係者同士のチャットとして活用いただけます図4。教職員全体ではなくToDoごとのメンバーでやりとりができるので、各タスクの連絡事項や共有事項の管理が煩雑になりません。メモが更新された際にプッシュ通知が届くため、見落としが起こりにくいのも特徴です。

また、管理職の先生は各教職員のToDoリストをチェックすることができるので、負荷状況の把握や適切な声かけにお役立ていただけます図5。将来的にはAIによるToDoの分析が可能なダッシュボードの搭載を検討しており、より適切なサポートにつながる環境を整備する予定です。例えば、「至急」タグのToDoがいくつも重なっていたり、「重要」タグのタスクを多く引き受けていたりと負荷が高い教職員をグラフで視覚的に表し、業務の見直しや分散を検討する材料の一つとして活用いただけるような機能を検討しています。

図4
図5

機能 3

通信コストをかけずに通話できるWi-Fi通話

校内Wi-Fiで通話、通信費などのランニングコストを抑えられる

先生方は基本的に各教室など校内に点在して業務に取り組んでいるため、居場所がつかめず、急ぎの連絡が取りづらい状況があるとよく伺います。そこで『SKYMENU Mobile』では、Microsoft Entra ID、Google Workspace(2026年4月対応予定)と連携し、インターネットを介して通話ができる[Wi-Fi通話]機能を搭載。校内に整備されたWi-Fiを利用して通話をするため、通信費などのランニングコストを抑えられます。

また1対1で通話できるのはもちろん、複数の教職員を指定してグループ通話をすることができます。同じ学年の教職員をグループに設定したり、校長先生や教頭先生など、すぐに連絡を取りたい相手をお気に入りに設定したりできるので、手早く連絡を取れます。図6

図6グループ通話で迅速な対応が可能

モバイル機器管理(MDM)ツール端末の「紛失対策」と「一元管理」を支援する『SKYSEA Client View MDM Services』をご用意

紛失・盗難時、リモートで端末をロック、重要データを削除

スマートフォンを学校で活用するにあたり、紛失や盗難などのリスクへの対策は欠かせません。安全な運用を実現するためには、端末を一元管理し、万が一の際にリモートで操作できる仕組みが必要です。

Sky株式会社では、スマートフォンやタブレット端末などのモバイル機器をまとめて管理できるMDMツールを提供しています。これにより、紛失・盗難時にはリモートで端末をロックしたり、内部の重要データを削除したりすることで、第三者による不正利用を防止できます。

さらに、『SKYMENU Mobile』を活用することで、アップデートの管理や業務に必要なアプリのインストール、端末のパスコード設定の強制なども、管理者が遠隔で実行可能です。各端末にインストールされているアプリの把握や利用制限、標準搭載のカメラアプリの使用制限も行えるため、管理の手間を減らしながら、安全な運用を支援します。

これからも教育現場に特化したさまざまな機能をリリースする予定です

『SKYMENU Mobile』では、今後[セーフカメラ]機能の拡張として、先ほどご紹介した[AI検知]や[AI検索]など、AIを活用した画像検索機能への対応を予定しています。さらに、卒業アルバムの制作時に子どもたちの掲載回数に偏りが出にくいよう、均等かつ効率的な写真選びを支援する[AI顔認識]機能や、教職員のToDoの内容から業務負荷を可視化・分析する[ダッシュボード]機能など、AIを活用した新たな機能の導入も検討しています。

このほかにも、iOS対応や緊急時の連絡機能、校務支援システムとの連携、さらには『SKYMENU Cloud』との連携など、さまざまな機能の企画を進めています。

『SKYMENU Mobile』は、教育現場専用のアプリとして、先生方が安心して働ける環境の実現をめざし、今後も機能の追加や改善を重ねながら、学校における働き方改革を支援してまいります。

詳細やお問い合わせはWebサイトへ

https://www.skymenu.net/mobile/

(2025年12月更新)